仮想化基盤の概念について

仮想化基盤の概念は、コンピュータが動作するにあたって必要な資源を抽象化することにより、各資源の物理的な特性を、エンドユーザーはもちろんアプリケーション、システムから覆い包み隠す技法のことを指します。

例えば、物理的に単一の装置で動作している「サーバ」という資源によって複数の論理的な資源として取り扱うことを可能にしたり、逆に複数の物理的なリソースを単一の論理リソースとして取り扱うことを実現できる技術です。

前者の例では、単一のサーバ装置で複数のサーバOSを動作させるような「サーバ仮想化」といった考え方がこれに該当します。一つの処理に何十台もの物理的装置で運用している体制を仮想化することにより、同一のシステムながら数台の物理的装置に集約するといった手法です。

この方法では運用コストはもちろん処理能力、メモリ利用の効率性などにも踏み込んで合理化することが実現できます。

後者の例ではクラウドサービスなどがこれに該当します。



エンドユーザーは提供されるサービスについて、その物理的装置/論理的装置を意識するのではなく、提供される「サービス」を利用するイメージになります。

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この形態のメリットの一つには、システムの拡張性の柔軟性があげられます。
システムの利用や負荷の増大、用途やニーズの拡大によって拡張すべき性能や機能の制御が非常に簡易に行えます。

またサービス事業者の立場では、小規模な利用者やシステムからエンタープライズレベルの大規模利用者・システムに至るまで単一のシステムで対応することが可能になり、結果利用者側としてもサービス提供者としてもそれぞれに合理的な運用が実現できる点がメリットです。

この他にも仮想化基盤のメリットは多岐にわたりますが、仮想化基盤とは「利用者にとっても運用者にとって、必要な資源を動的に柔軟に構成できるシステム基盤」の概念と認識すると、より明確に把握しやすくなります。